日頃より当会の活動にご理解とご支援を賜り誠にありがとうございます。
弁護士法において,弁護士の使命は基本的人権を擁護し社会正義を実現することと定められております。
山形県弁護士会は約100名の会員によって構成される団体であり,会員は,上記の使命を帯びて,代理人として民事紛争に関する交渉や訴訟活動等を行い,あるいは刑事事件の弁護活動を行うなど日々の活動をしております。
山形県弁護士会は,各種相談窓口を設け,各種相談会を実施し,あるいは声明の発出,講演会の開催,当会が設置する人権擁護委員会,消費者問題対策委員会,高齢者・障がい者に関する委員会などの様々な委員会活動など所属会員の活動を通じて基本的人権の擁護と社会正義の実現に取り組んでいます。
今後の活動の一例として,令和4年3月25日に閣議決定された第2期成年後見制度利用促進基本計画では,地域や福祉,行政などに司法を加えた多様な分野・主体が連携するしくみ(地域連携ネットワーク)を構築するものとされています。山形県弁護士会は、この地域連携ネットワークの構築に協力をしていきたいと考えています。
また,罪に問われた高齢者障がい者は,適切な福祉的支援を受けることによって再犯を防止しつつ地域生活を送ることが期待できます。適切な福祉的支援に向けて連携の強化に取り組んでいきたいと考えております。
当会の活動に今後ともご理解とご支援のほど,どうぞ宜しくお願い致します。
山形県弁護士会
会長 金山裕之(かねやま ひろゆき)